ここ数年、飲食店関係の修理が増えてます。
よく依頼があるが「騒音・異音」によるクレーム対応ですが、現地へ行ってみると放置プレーの結果、異音につながっているというのが99%のようです。
普段、絶対に屋上なんか行かないってところに限って数年以上24時間運転しまくっていてベルトが切れたり硬化してプラスチック状態になったりでプーリー接触音が異様な音になったり・・ゴムでも鉄は磨かれて・・削れるわけで^^; やっぱ定期保守は絶対必要です。これが俺の新たなる営業にもつながるのですが。(そろそろ営業しなきゃいけない時期だな)
ベルトが欠落し、排気が0となり、厨房結露まではよかったのですが、ファン内部に水が貯まり、湿気などでベアリングが錆びてしまう。特に小型ファンの場合、プーリー側は表ですから仮にグリス注入口があった場合作業はできますが、ピロブロックを用いた羽根側はキャンバスを外さねば無理な話。つまり、殆ど壊れるまで放置なんですよね。
見事にシャフトも含めて・・・これで音が大きくて^^; 下のフロアは住民いますからねぇ・・・
実は昨日、台風の影響を受ける前にベアリングユニットをASSY交換しようとした時のものなんですが・・・見事に鋳物が破損しちゃいました。ここまでくると羽根部材及びこの固定鋳物を壊さねばなりません。つまりはシロッコと金具をあらためてメーカーに手配することに。
空調機の場合も室外機のファンを交換する際、モーターだけ手配して羽根が取れないってこともあったりで・・今後は羽根も合わせて手配するしかないかも知れません。部品代としては2万くらい上がりそうですがw(ベアリングユニットASSYだけでも定価が35,000円します^^;)
ベアリング単体なんてすげぇ~安いのにねぇ・・・シャフトもセットだから仕方ないし・・納期かかるし・・・ったく。まぁ6000番台の小型ベアリング抜くのもなんなんで・・・一括交換が一番楽ですけど。まさか今回のようなことになるとは・・・いやぁああああ
さてさて・・どうやって外すか。ちなみにあれから少しは抜けたんですが、最後に抜けない・・・今は三つ爪のプーリー抜きをつけたまま放置プレイw 最初から三つ爪の方がよかったかなぁ・・・^^;
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