震災後から急に需要が高まり、玩具レベルの物が通常の何倍もの値段で取引されている現状を見ると悲しくなる。そりゃ当然需要あれば供給不足となり、卸元の商社とか購入先も値上げてくるのは当然。それが商売なのだから・・
ここ一週間程度色々ウォッチしてきたが、その傾向も3月中旬発注した分が今月ぞくぞく国内へ入ってくる事を考えると通常時の2倍程度で推移するのではないかと思う。現在は3倍以上は珍しくない。
そこでちょっとだけこんな値段で取引されているってのを暴露するw
1.Quarta-Rad 1503
この機種は原発事故の教訓からか個人的に持っている人が多いと予想できるロシアのメーカー品らしい。一般的には旧バージョンであり、2万程度で売られている商品。これが今のヤフオクでは6万だの10万だの。これはぼったくり過ぎだろ。5万程度でも高いと思うが・・この際だからこのあたりは良心的な値段なのかも知れない。
簡単な仕様を見ているとなんとなく感度が・・・なんだが・・まぁプライベートだし、空中線線量測定するわけじゃないし・・。
2.Quarta-Rad 1703(いわゆる後期型)
この機種は先の1503に比べて測定レンジが広がっているみたい。ただこの手の安価な製品は測定誤差が±30%近くあるようなのであくまでもその雰囲気を得られる程度と思った方が良さそうである。測定器ではない。カウント計測している玩具に近い代物って事でいいと思う。だから2万くらいなんだよね・・普通に。俺の持っているポケット線量計の方が当然高価^^;
3.Industrial Test Systems 米国製アナログカウンター
これもヤフオクでは人気があったみたい。通常3万程度の物みたいだけど、今では5万以上の値がついている。まぁスケールがアバウト過ぎるのであくまでも放射線が出ている物質が近くにあるんだなぁ~と感じる程度。ただ精度は±20%らしい。そこそこ精度がよいようである。
4.興味はあれどウクライナ製には要注意! ECOTEST社
そして一番注意が必要なのは”ウクライナ”からと言うことで数種類が発売されている。モデル名は”TERRA-P”とか”MKS-05”である。ボディーが黄色のモデル、よりプロフェッショナルなモデルなどと言う説明が書いてあるBluetooth搭載、非搭載のモデルなどがヤフオク、一般売りされている。
この中の黄色いモデル・・・
これが6万前後で取引されている。中には10万近くで購入した人も居ると思う。ところが調べて見ると確かに興味深い説明がある。このTEPPA-Pは精度が±25%である。つまり、まぁ放射線があるかなぁ~程度にしか使えない。いわゆるウクライナで言えば日本の体温計みたいな物ではないだろうか。一家に1個あってもおかしくないし、とあるサイトによれば教材という事も書かれているl。つまり、俺が使っているキットと似たもの同士って事みたいだ。(普通に2万5千円前後の商品みたいだ)
これを少し高価にすると7万~10万程度で取引されている上位機種に出会える。デザインはカッコイイ!欲しい、欲しくなる・・・精度は±15%。この10%は測定という言葉に近づいている業務用と言われても過言ではないレベルに近づいている。Bluetoothなしが4万程度、ありが4万数千円程度。これを考えると今はBTなしが6~7万以上。BTありが7万~11万程度。どれだけ上乗せしているんだよwwww
こちらはBluetooth付のモデルです
こちらはBluetoothなしのモデルです
とまぁ他にも色々出ているんだけど、とりあえず一番手にしそうなモデルの日常の現状をちゃんと見ておいてもらおうと記録しておく。ただ一言言えるのはこんな時にふっかけやがって!っと思っている貴方!自分で輸入してみて下さい。時間と苦労が多少なりともあります。もちろん普通に英語くらいはできないとw そんな苦労の末、この4月~5月にかけて日本市場に流れ込んでくる様です。
まぁ測定って言葉はなしにしても日常の健康管理のつもりで(体温チェックみたいな感じ)使ってみては如何でしょう。あっ、それと言い忘れ。数字が高いから被曝するぅぅ!って思う人は手にしないように。もう少しちゃんと勉強してからお買い求め下さい。風評被害どころか逆にやばいことになりかねませんw
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