最近Yahoo Auctionでこの形(通称 ようかん)のブースターを多く見かける。種類も豊富なのだが、Eagleというブランド品でも20Wの物が多い。(MRF842)そして型番から30Wモデルがあり、その最終形?と思われる40Wモデルがこれだ!
値段も当時は3万円台であり、意外と安価であったということになるだろう。実際に920A(20W)も手にしたことがあるのだが、正直言って受信アンプの性能は悪く、他のブースターに比べてどう?と思う部分も多々あるのだが、コンパクトであり、安価なので意外と売れたのだろう。
実際の中身を見てみよう・・・
中を見て驚くのは基板の作りがしっかりしているという点だ。当時としてはここまでの基板を供給していた会社はある程度限られる。話によればPOWER JACKブランドを製造していたJN社であるとのこと。そう言えば社長がそんな事言っていたような・・いやね、JN社で修理(えっ、俺が何を?w)していた時もそうだが、やはり目移りしちゃう物があるんですよね。話半分ってことで・・ねっ、Sさん^^;
回路的にはMRF842とMRF847の二段構成。これにより理論値50Wとなるわけだ。人間商品に書かれている型式や数字を鵜呑みにする傾向にあり、例えば900MHz帯の50W増幅装置とするなら950Aと言いたくなるだろうが、ここは保障範囲ではないことからか?940Aにとどめたのかも知れない。機会があれば聞いてみたいものだが・・
実測では残念ながら25W程度。初段のMRF842が20Wモジュールであることからやはり物足りない。もちろんTR特性もあるだろうが、周辺のコンデンサーの容量抜けの可能性もあるかも知れない。どちらにしてもあるT氏所有の同型機では40W以上をたたき出すとのことであるからやはり今後は手直しが必要だろう。
しかしながら今回はあくまでもジャンク品。でも凄く程度がよく・・中古で当然当時なら売れただろう。それが・・円で手に入れてしまうとは。同梱されていたN型の中間同軸がPポイントで1,000円だったから、それを考えるとw
あっ、受信部であるが、920Aとは別物である。PJに活かされている回路の前身なんだろうか。特性がすこぶる良い。さらに冷却ファンもコントロールされ、LOWパワー時とHighパワー時で回転が変わる。贅沢な一品と言っても過言ではない。
暇があったらいじって壊してしまうだろうw それと当然これは使用は違法なわけで・・以前の掲示板で色々中身や修理を紹介してきたが、総務省の某セクションの方から配慮よろしく!って言われているのでかなり自粛した。まぁそんな経緯もあるのでw
パーソナル無線は免許を申請し、電波法を尊重し、楽しく運用しましょう ・・・ みたいなことを付け加えておく^^;
というか・・最近ずいぶん局減ったんだけど。こぞって免許申請した人、やめちゃったの?(・ω・A;)アセアセ
最近のコメント