結論から言うと写真の別基板UNITがまず問題でした。おそらく、変調負荷での麦球点灯変化を作り出す回路だと思うのですが、GVの回路図と見比べ、各TRやその他TPでの指示電圧(当然、GV時代とG7では終段バイアスが12V→8Vになっているので回路変更されてます)などをチェックして勉強のつもりで追いかけてみました。
写真の○の部分は回路で言うとP101-2(TX H/L)という信号の裏側です。0.2WにするためにCPUからの信号でここの電圧が変化し、電力アッテネータ動作をし、出力が絞られます。上記基板の配線はさらにRX H/L端子へ飛ばされ、TX/RXともにH/Lが連動する。つまりは細かい設定が一切できないということになります。
実際に小ゾーンに設定しても変化がなかったのはここの信号をトラップし、増設基板での動作に使われるためだったのか、それともTRが引っ張ってしまっていたのかはわかりません。消されたTRの左側の足につながっているので、色々考えられることはありますが・・
結局ここの部品、配線を全部外しました。LED仕様ですからサイデリア機能は不要です。まぁサイデリアでなくともとにかく邪魔な回路ということですから、取り除きます。
やはり終段モジュールも長年使っていたことを考え、新品と交換です。私も既に新品は手持ちがないのですが、一応8個くらいは動作確認の上、中古として保存してあります。MD003同様、やはり3千円~で出品されているので落札すべきか?と思ったりもしますが、自分や仲間の分で考えるなら中古で個数も十分あると思いますので・・何しろ本体出力を絞って・・なんて人がほとんどですので(。・ω・。) 5W出ればOKなんですよ。あっ、いらないモジュール貰いますよ>ALL w
出力はW590で確認してますが、たまにはこんなものを使ってみました。測定誤差は当然ありますが、まぁ動作確認する程度ならOKでしょう。そろそろこいつのMIC線も作って・・・ってコネクター付きのケーブルが部屋のどこかでもぐりこんでまして。いまさらこんなのでテストしても意味ないかな。(オークションでも出てますし、修理受けるってのにも写真使われますね)
ということで、N氏のG7は無事普通の無線機として復活しました。負荷部品も新品になり、まぁ壊れたら終りってことでいいんではないかしらw 風邪の体でこんなことやっていちゃ駄目ね。今週は打ち合わせとか簡単な点検程度で済みそうなんで・・もう少し体を労わりながら部屋を片付けなきゃ・・・
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