STANDARDのVR-150という受信機は登場してからそれなりの年数が経過している。私にしてみれば何台目の受信機になるのだろう。2mや消防(X'tal)、そう言えばPLL方式の受信機で最初に感激したのは2m帯域の受信機で高尾山から吹き降ろされる8方面の警察無線を聴いた時かも知れない。
ICOM ICR1を購入し、AOR AR-8000、8600と徐々にその方向性はマニアが好む物となっていたが、普通に使って普通に使える受信機として今回はVR-150にしたのである。しかしこの受信機は赤ん坊みたいなもので受信帯域拡張改造もメモリも空白である。店によってはアクションバンドメモリ導入済みとして売られているのだが・・AR-8000でもそうだったが、不要な周波数が殆どであり、個人的には数十CH程度あれば十分だ。もっとも受信機ならではの利点を活かすのであれば100CHくらいはメモリーしなければならないだろう。
さて、こいつのメモリを更新するためには海外のサイトにあるメモリ読み出し、書き込みのソフトが用いられているようである。
tk150というもので”http://parnass.org/tk150/”にある。これとVR-150を接続するケーブル、RS-232Cインタフェースが必要となる。昔のATコンパチブル機にはCOMポートは2つ標準であった。それが現在ではUSBやその他へ鞍替えし、COMポートがあっても通常は配線されていなかったり当初からなかったりしているわけだ。
こういう場合、COMポートを得るためにUSBインタフェースを用いたコンバータがある。今回の目的に従って検索してみると意外と相性があるようだ。相性というよりシリアル部分の電圧変化に伴う検出やその他の部分だと思うが・・MAX232辺りで外部に作ると楽そうなんだが・・何故か皆ケーブルに埋め込もうと簡易回路で代用している。その為に特性も含めて動作が不安定になるのかも知れない。
そこでヤフオクで落札した変換ケーブル以外にICOMからOPC-478Uというクローニグケーブルが出ているのを知り手に入れた。ヤフオクで落札したケーブルに特に問題はないのだが、どうも手持ちのアダプターがダメみたい・・・ケーブルテストというアプリで評価するとまったく信号をフィードバックしていない様子。あとは別のRS-232Cアダプターを買う前にとりあえずOPC-478Uのデバドラを入れて認識させてみた。
早速ケーブルテストを走らせてみると・・・今まで見れなかった文字コードのエコーバックが表示している・・・完璧だ! リスク背負って別のアダプター買うよりちょっと高くてもOPC-478Uを買って正解だった。もちろんVR-150以外でも使えるし、使いまわしOKである。
さっ、あとは暇見て受信周波数の選定である・・・どうしよう・・・
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