世の中がSIM LOCK解除の流れである中、ついに日本通信株式会社のb-mobile WiFiが発売となった。SIMを内蔵させるMobile Routerは既に幾つか世の中に出てはいるが、今回注目されるのはSIM LOCK廃止の意向が示された中、タイミングよく国内品として登場したことにある。また、値段も19,800円と高価ではあるが、手のでない値段ではない。MiFiの場合、アマゾンで3万以上する。海外製であっても2万5千円前後と、今回のb-mobile WiFiが安くなっている事は非常に嬉しい限りである。
今回、b-mobile直販で販売を開始、予約を事前に受け付けてはいたが予想を大幅に上回ったためなのか現時点の予約では28日の出荷(以降かも知れない)となっている。私の場合は24日より出荷開始という初期注文に組み込まれ、本日無事に手にすることができた。
さて、中身を早速見てみよう・・・
まぁここまで書いておいて多分、皆はまるのがAPN設定。そしてUserNameとPasswordの設定ですね。この部分は契約しているプロバイダー情報や一般的にドコモの通信端末を契約する際に利用してしまう人の多いmoperaの接続情報を見ておかねばなりません。そしてmoperaなら自分でUserNameとPasswordは変更可能です。忘れない様なものにチェンジしておくことをお勧めします。
写真はmobile WiFiの裏蓋を外したところです。SIMカードを入れる場所がわかりますよね。向きは本体側に何となく理解できる形が凹みで描かれてます。ちなみに裏蓋外すのはスライドじゃないですよ!ぱこっ!って外してかしゃっ・・ぽこっ、ぽこっとはめ込むのです。力入れて折らない様にして下さい。外すのはUSB端子側の凹みから簡単に外れます!
最後にスピードテストしてみました。部屋の中なので状況はあまりよくありませんが、約2Mbps程度は得られてます。上がりも300kbps程度はいけてます。HSDPAのエリアとしてはまぁまぁでしょう。外でやれば下りは3Mbps超えてくるかも知れませんね。
6月30日にはNTT DoCoMoより同様な製品が発売となります。iPadにSIM供給できなかっただけにMobileWiFiはドコモにとっても一つの足がかりにしたいのでしょう。連続使用可能時間も6時間程度らしく、業界では最長となります。もっとも今回のb-mobile WiFiでも外部電源で延命は可能です。推定で12時間は楽勝かな?と思ってます。
PHS300の場合はメーカで新品に交換して頂いたのですが、同梱された説明書によると外部電源はちゃんとしたアダプターを使って下さいとのこと。外部電源使うと壊れる事があるそうです。回路設計が甘いのでしょうか?w
とりあえずこれで今まで少しだけ不満の残っていたL-05A+pciのモバイルWiFiルーターをリプレイスできそうです。もちろん端末類は大事です。壊れた時にすぐに戻せるように残しておきます。
PS.cidの部分で設定するAPNはRouterを入れ替えても影響の少ない10番目を使ってます。これにより機器が入れ替わってもこの値を設定すれば問題なく定額プランで接続です。ちょっとした工夫ですね!どうの純正説明書とかだと理解に苦しむ・・本当にこの手のものが一般に売れるのだろうか?廃人のおじさん連中にとっては普通でも、普通の人には・・・
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