ここからが本番。実際にSIMカードをb-mobile WiFiに差し込み、設定を行って見る事とする。SIMの入れ方などについては↓に分解写真があるので参考にして欲しい。別に難しい話ではないし、マニュアルを見ても理解できるだろう。
SIMを挿入し、まずは電源を入れる。バッテリーは半分以上は充電されている様子。まぁ余裕がある人は充電を先に行っておいてもよいだろう。また、USB端子で充電しながら作業でもよいと思う。俺はせっかちなのでそのまま電源ONであるが^^;
電源を入れ終わったら無線機能のあるPCもしくは無線LANアダプターをDESKTOPに取り付けて「b-mobile WiFi 数字の羅列」に接続してみよう。OPENになっているので簡単に接続できるはず。この状態でb-mobile WiFiとは同じネットワークに存在することができる。もちろんDESKTOPは別のネットワークにつながっているのだから、設定の終わっていないb-mobile WiFiにつながった時点でSkypeなどは切断される。
3.b-mobile WiFiを設定してインターネットへつないでみる
この段階ではNTT DoCoMoのFOMAを使ったネットワークにはつながっていない。つなぐためにはb-mobile WiFiに接続するための情報を書き込む必要がある。普段であればL05A接続ツールやドコモコネクションマネージャーが勝手に設定してくれるのだが、他の通信機器を使うためには自分で設定が必要である。
この時に従量制につながったらどうしようと思う人も少なくはないはずだ。何しろパケ タヒする可能性が高いからだ。しかしお店で契約した際、大抵は定額だけしかつながらないようにしますか?と聞かれるはずで、ここでNOという人は少ないと思われる。ここでNOな人はよほどのプロか無知かのどちらかであるが、前者であれば自己責任であるから問題はない。後者はちょっとだけ”可哀想”かも知れないが、知らないで使う方が悪いと言われてしまうだろう。注意して欲しい。
さて、こころの準備(なんてものは要らない)ができたら普段使っているブラウザでURLのところに ”192.168.0.1”と入れてリターンを押してみて欲しい。ここでhttp://は要らないの?と聞く人もいそうだが、そもそもそこにそんなの入れる事が前提なのだから要らないのである。まさか口癖のように”えいちてーてーぴーころんすらすら”なんてコールセンターみたいなことを言っている人がいるとは思えないが・・・思えない・・思いたくない・・でも教える時はそう教えるw 本当に困ったものだ^^; もちろんhttpsとか他もあるから一概に不要とは言えないのだが。
”http://192.168.0.1 ”と入れると上記の様な画面が出てくると思う。ここでログインネーム、パスワードともに”admin”と入れる。もちろん半角英文字だ。この部分は後で自分で書き換える事が可能である。せめてパスワードだけでも書き換えて欲しい。
ログインが完了するとこの様な画面になる。最初に入力したIDとパスワードは左上のメニューから変更できる。現時点ではセキュリティ皆無状態であるが、自宅などで使用し、ネットワークを介した悪戯が気になる場合は”ユーザー制限”にてWEPをかけるとよいだろう。もっとも普段から更に強力なセキュリティを使用している人には不満だろうが、一般的には十分ではないだろうか。(意図的に解読し、侵入した行為をアメリカでは裁判で負けたと記憶している・・日本でも負けるだろうがw)
(ID・パスワードを変更)/(ユーザー制限)
ここまでくればあと一息である。一番肝心な部分はこれから設定するのだが、決して難しい話ではない。
(アドバンスト設定)を選択すると下記の様なメニューが表れる。ここでルーター本来の機能の設定を行う事となる。しかし実際に外配信程度で使うのであれば、”3G設定”とWi-Fi設定を行っておけば十分だろう。
3G接続・・自動、手動で接続するかを選べる
3G設定・・ここが肝である。APNなどを設定する
ルータ設定・・DHCPや本体のIPなどを定義する
Wi-Fi設定・・SSIDやその他を設定する
ファイアウォール設定・・フィルターを定義する
(3G接続)
(3G設定)
※最初はb-mobileの設定が入っている。ここを自分の契約しているプロバイダのAPNに書き換えデフォルト設定を行う
(APN設定)
※認証方法はPAPでもCHAPでも通るようだが、基本的にCHAPを選択しておく方が良いと思う。また、ダイヤル番号の部分は試していないが、おそらくb-mobileの定義を見る限り、”*99#”だけで問題ない。
(その他の設定)
※SSIDを数字(おそらくMACアドレスだろう)からb-mobile WiFi niconicoにしてみた。もちろんフリーAPである。走るフリーアクセスポイントはPHS-300時代から続けてきた。秋葉原で放置すれば誰かが利用してくれそうだがw PSPやDS系のゲームだろうが^^;
この段階まで完了すればあとは自動接続するだろう。そしてNTT docomo 接続済みと上部に表示される。IEなどを起動してインターネットへ接続したかテストしてみるとよいだろう。また、スピードテストなどをやってみると意外とFOMA網は凄いというのがわかるはず。Routerを窓際へ持って行き、自分はリビングでのんびりやってみるのも楽しい。
本体だけで約4時間は使えるとの呟きも見られる。今、voxへの書き込みは実際に3G経由で行っているが、負荷をかけた状態であってもバッテリーの減りが目立って早いわけではなく、非常に安心できる。続けてPCのUSBポートからの充電を試してみたい。これはネットブックから給電できる可能性があるわけで、当然ながら我々が持っている外部バッテリーを想定してのことである。
AC-DCは700mAという規格であるが、実際は余裕を見てのことではないかと推察している。さぁこの後充電テストだ!
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